香港でパンダの飼育員体験
日本では上野動物園で6月に赤ちゃんパンダが誕生し、
大賑わいですよね。
私は特にパンダ好きというわけでもなく、
嫌いというわけでもなく、、、
でもこの飼育員体験をしてから
メロメロになってしまいました!
パンダのいない世の中なんて考えれられない。
Photo by Kathrin Kecht
こんな瞳でみつめられると、胸がドキドキしてしまいます。
癒し系のパンダちゃん。
この愛くるしいパンダちゃんの飼育員体験ができるのは
香港のオーシャンパーク(海洋公園)にて。
オーシャンパークは一日中遊べるテーマパークなので
子連れで何度も訪れたことはありました。
でもこんな素敵なプログラムがあるなんて知りませんでした。
オーシャンパークでは環境保護について一般の人にももっと知ってほしいという目的からいくつかの「動物ふれあいプログラム」があります。
パンダちゃん飼育員体験もそのひとつ。
Honary Panda Keeperというプログラムで
オンラインで事前予約できます。
パークの入場料とは別に1180香港ドルかかります。
パンダが疲れないように一日4人までしか体験できないので、
その気のある人は早めに予約した方がよさそうですね。
プログラムの時間帯は午前9時15分から午前10時半まで。
まず最初にジャイアントパンダについての説明を受けます。
オーシャンパークには3頭のパンダが暮らしていますが、
今日接近できるのはレイレイとインインのカップル。
カップルといってもパンダは孤独を愛する動物なので別居しています。
体調についての質問票を記入した後、
つなぎ服に着替えていざ出動。
荷物は全てロッカーの中に入れ、写真撮影も禁止です。
もしパンダちゃんとの写真が欲しい!場合は有料(388香港ドル)で
カメラマンが撮った写真をオンラインでデジタルダウンロードすることができます。
Photo by Ocean Park
まず向かうのは調理室。
パンダの朝ごはんを用意します。
リンゴを切って、笹の串につきさし出来上がり。
飼育係さんからパンダの食べ物についても説明を受けます。
Photo by Ocean Park
そしてクライマックスのご対面!
この穴から先ほど作ったリンゴさしを入れます。
はじめてこんなにアップで見たパンダちゃん、
かわいすぎ!
パンダは繊細なので、ガラス越しの接近が一番近くで見られる距離。
Photo by Kathrin Kecht
その後パンダちゃんが生活しているエリアに笹を置きます。
この笹は中国から運ばれてくるそう。
Photo by Kathrin Kecht
最後はお部屋の掃除。パンダの糞をキレイにします。
糞は笹の形そのままで、臭いも笹の臭い。体調管理に欠かせない糞チェックは飼育員の大事な仕事のひとつです。
体験プログラムではパンダについてだけでなく、環境保護についての話もあり
有意義な体験をさせていただきました。
ちょっとお値段はしますが、価値は十分あっておすすめです。
Photo by Kathrin Kecht
パンダは午前中アクティブな動物だそう。
こうやって木に登ったりもするんですよ。
もしパンダに会いに行くんだったら、午前中に行くと動いている姿がみられるそうです。午後は疲れてゴロゴロしているだけとか。
体験プログラムの建物の前にはレストランがあり
可愛いすぎて食べられないパンダ饅頭もありました。
地球上でもっともハッピーな5km
2011年にアメリカで始まって以来
現在までに35ヶ国以上で開催され、600万人以上が参加ている
The Color Run。
日頃運動しない人でも、楽しくハッピーに健康のために走ってほしい
というコンセプトではじまりました。
スタート後、4つのポイントでカラーパウダーをかけられ
ゴールするころには真っ白だったTシャツがカラフルに染まります。
そんなハッピーなラン、ぜひ走ってみたい!
と今回シンガポールのカラーランに参加してみることに。
シンガポールのランは夜開催されるナイトラン、
場所はあのマーライオンもいるセントーサ島にて。
受付はシンガポール在住の場合は開催日の前の週にキットコレクションがありますが、
海外からのランナーは当日でもオッケー。
少し早めに着いて、ゼッケンが入っているグッッディーバッグをいただきます。
カラフルなエコバッグの中には
Tシャツやヘッドライトも入っています。
昼間のカラーランのTシャツは白ですが、
夜のランは闇でも光るglow in the darkの黒いTシャツ。
ゼッケンはあるものの、特にタイムを計るわけでもなし。
黒の団体、夕方になると続々と集まってきます。
スポンサーのブースではドライバッグを配っていたり
インスタ撮影スタンドがあったりと、何かしらすること多し。
マラソン大会の前に漂う緊張したムードはなく
お祭りムードで、生バンドの音楽にあわせて、踊りながら(一応ストレッチ?)暗くなるのを待ちます。
薄暗くなってきたら、スタート地点へ大移動。
ヘッドランプをつけて、グロースティックを持って
いざ走ります。
なんだかみんなとびきり楽しそう!
数千人の参加がいるため、区切ってスタート。
セントーサ島のビーチステーション近辺の5キロコースを走ったり、早歩きしたり、歩いたりとマイペースで進みます。
途中、4カ所のカラーエリアではスタッフにカラーパウダーを投げられ
全身真っ赤!と思いきや、次のエリアでは真っ青!
カメレオンのように色がコロコロと変わります。
このナイトランは特別な仕掛けがあり、
途中泡泡も!
靴が泡で隠れて、まるで雲の上を走っているよう。
ゴールを通過する参加者はみな粉だらけ。
家族連れやカップルも多いこのラン。
すれ違う人とハイタッチなどして、どこもかしこもハッピーが溢れています。
ステージでのライブ演奏にあわせて踊ったりと
ハッピームードはランの後も続きました。
次はどこのランに参加しようかな☆
シンガポールのカラーランはこちら
モロッコにある絵本のような町!
世界には素敵なところがいっぱいあるんだなあ、
とあらためて感じたのはモロッコにある青い町に行ったときのこと。
モロッコのリフ山の斜面に
それはそれはかわいらしい絵本のような町があるんです。
マラケッシュから夜行列車でタンジェ入りし、
タンジェの駅で予約していたタクシーに乗りこみ約2時間。
このタクシー、99ユーロでwifiもついていて快適でした。
着いた場所はシェフシャウエン(chefchaouen)のメディナの入り口。
メディナとは旧市街のことで、車乗り入れ禁止のため
小さな路地を歩きます。
なになに、何なのこの世界!?
夜行列車で寝不足にもかかわらず、一気にウルトラハイのテンション!
まるで絵本の世界!
狭い路地がたくさんある中
いたるところにいる猫ちゃん。
猫ちゃんの絵本の世界にお邪魔しちゃったかのよう。
シャガールの青の世界、
青といっても薄かったり、紫がかってたり、といろいろ。
素敵なホテルの前、CAT2 って猫がいるってこと?
私は実は猫アレルギーで、屋外だとくしゃみや目がかゆくなる程度ですが
室内だと喘息が出てしまいます。
ここに泊まりたいなあと思いながらオーナーに聞くと
それは二つ星を意味する「カテゴリー2」のことだそう。
失礼しました、、、
モロッコはフランス語とアラビア語が主流で英語は通じないことも多々あります。
カーサミゲル(Casa Miguel)は吹き抜けの中庭があるリヤド。
全部カラーやテーマが違うお部屋にはアートピースがさりげなく飾られ
まるで美術館のようです。いい夢見られるの間違いなし。
この路地の写真がこの町に来たくなったきっかけ。
callejon El Asriという通りです。
おみやげやさんもありますが、
メディナは人々が暮らしているところなので
生活感が溢れています。
メディナを一望できるのは高台に建つホテルアトラスから。
展望台はないので、ホテル近辺の空き地から眺めます。
さらに上からの景色が観たい人は山を登るトレイルもあります。
メディナの外にあるバスターミナルから
モロッコの他の地へと移動するバスが出ています。
バス停にも当然いる猫ちゃんに見送られ、
後ろ髪を引かれるおもいで、次の目的地へ。
フェズまでは約4時間、当日券は売り切れの場合も多いので
事前に購入しておくといいですよ。
シェフシャウエン情報はこちら
世界一背の高いホテルに泊まってみた!
ドバイといえばブージュカリファをはじめ
ユニークな形をした高い建物が自己主張をしながら建っていますよね。
その中でも目に付くツインタワー、
JW マリオットマルキスは何と世界一高いホテルなんだそうです。
宿泊中、何気なくお部屋にあるホテル紹介を見て
あ、そうなの?と知りました。
ホテル内ではそんなこと、全然宣伝していないんですもの。
階数の高さでいえば118階まであるザ・リッツカールトン香港が高いそうですが、
ホテル部分は112階以上でその下の階はオフィスビル。
下から上までぜ~んぶ客室の世界一背の高いホテルはここだそうです。
タワーAとタワーBの二棟ありますしね。
宿泊したのは67階にあるお部屋。
眺めはこんな感じです。
目の前にブージュカリファが見える!
コンパスみたいに細いのね。
早朝にチェックインしたのですが寝るのがもったいなくて、
部屋の窓にべったりくっついて、朝日を拝みました。パンパン。
エレベーターロビーにはソファがあり
ゆっくりと待つことができます。
だってほんと、
フロアが多いから待ち時間が長いんです。
でもソファに座りながら、ドバイの街を見下ろしながら過ごすひとときも楽しいもの。
ドバイは宗教上の理由で女性はコンサバな服装がいいのですが、
ホテルのプールは別。
ビニキ女子がデッキチェアで日光浴をしています。
さすがに7月は日中の気温が40度以上あるので
プールが賑わうのは夕方以降。
それでも、かなり暑いですけどね。
今回利用させていただいたクラブラウンジからの眺めも最高。
こうやってみると、ドバイのビル群はほんの一部で
砂漠に囲まれているのがわかります。
しかもホテルのまわりは建設ラッシュ。
働いているみなさんの姿もよく見えて、
ほんと、お疲れさまです。
ラウンジでは朝食、アフタヌーティー、夜の軽食で利用することができます。
アラブスイーツをはじから試してみました。
デイツだけかと思っていましたが、
いろいろ種類があるんですね。
なかなか自分で全部を買って食べるのはできないので
こういうのがビュッフェであるとうれしいです。
世界一広いショッピングモールのドバイモールへも
シャトルバスが出てています。
<DATA>
住所:Sheikh Zayed Road Business Bay, Dubai
バンコクの「いいね!」レストラン
バンコクは香港からも飛行時間が約2時間半と気軽に行ける、
タイの人やタイのお料理も大好きなのでお気に入りのデスティネーション。
今回は友人にお薦めしてもらって、試してみて「いいね!」
だったレストランを2軒ご紹介します。
■トンローにある隠れ家的FACE
カナダ人の友人が、バンコク駐在のドイツ人の友人に教えてもらったという
トンローにあるレストラン。滞在していたホテルから1時間くらいかかったのですが
「絶対に美味しいから!素敵だって私に感謝するから!」と自信たっぷり。
わかりました、行ってみましょう。
門を入るとまるでジムトンプソンの家のような木造造り。わお。
賑やかなトンローの一角にこんなに静かなところがあったのかと驚きました。
インテリアはシックで暗め、ブッダの絵が飾ってあるところは明らかに欧米人好み。
正真正銘の日本人ですが、私もそういうインテリア、ブッダ以外はかなり好きです。
個人的に特にタイなどの仏教国でブッダを絵や銅像などにして
インテリアに使うというのはどうしたものなのか、、、とある抵抗があります。
アジアでは多いですけどね。
客層はタイ在住の欧米人駐在員といった感じでしょうか。
バンコクはどこに行ってもサービスはいいのですが、
さらに花マルのよさ。お願いする前に気を効かせて持ってきてくれるのです。
お料理のプレゼンも素敵!
とても時間と労力がかかっているのだというのがわかります。
これは前菜。チリ、ピーナッツ、ココナッツ、ライムなどを葉っぱに包んでいただきます。
お料理はポメロサラダ、パパイヤサラダ、サテー、パッタイなど10料理以上オーダーしましたが、全部大満足のお味でした。
タイ料理の他、インド料理と寿司カウンターもあるそうです。
彼女のおかげで素敵な夜が過ごせたことを、
予想されたどおり感謝したのでした。
<DATA>
住所:Soi 38, Sukhunvit Road, Prakanong,
Klongtoey Bangkok
Tel: (66)2713 6048
■アジアティック内にあるBaan Khanita By the River
元CA仲間がフライトの滞在中のよく行っていたというレストランの分店。
「アジアティック内にもあるのよ~!」と興奮気味。
そんなに言うなら行ってみるかと出向いてみました。
チャオプラヤ川沿いにある豪邸のよう。
テラス席で風にあたりながらいただくのもいいし、
中でガンガンのエアコンのところで食べるのもよし。
以前このアジアティックは倉庫地帯で、当時の写真が壁に飾られています。
お料理も美味しい!
魚料理は小さく切ってあるので食べやすかったです。
アジアティック内という場所がら
ほとんどが観光客のみなさんでした。
お料理を注文する時も「スパイシー?リトルスパイシー?ノースパイシー?」
と辛さを聞いてくれます。
<DATA>
Baan Khanita (Asiatique内)
住所:2194 Room no.8 Charoen Road
Wat Phraya Krai, Bang Kho Laam, Bangkok
Tel: (66)2108 4910
ハリウッドロードのストリートアート上環編@香港
ハリウッドロード(荷李活道)のストリートアートは
狭い路地の壁にちょこっとあったり、
見落としがちなところにひっそりあったりするのも多いので
見つけたらラッキー。
宝物探しに出かけるように、散策スタート。
こちらでご紹介するのは
壁一面にドーンと存在感をアピールしているものばかり。
それでも見つけると、うれしい気分になります。
今日の散策はAberdeen Street(鴨巴甸街)の角っこにある
歴史的建築物を改装してショップやカフェになったクリエイターズハブPMQから
上環に向かって歩きます。
Shing Wong Street (城皇街)には絵のストリートアートだけでなく
自然からできた木の根っこのウォールアート。
自然は一番の芸術家ですね。
文武廟が左に見えてきたら、その角っこを左へ。
ちょっと寄り道してお寺の中に入ってみると、
ぶら下がっているお線香の多さと大きさに圧倒されます。
文学と戦の神様なので、合格祈願にくる人が多い道教のお寺。
Square Street(四方街)の住居ビルにはカラフルな壁。
家に帰るのにウキウキしちゃう
まさにホーム・スイート・ホームですね。
その反対側のTank lane(水池巷)の階段の左右はまるでストリートギャラリー、
何をどこから観たらいいのやら。
このブルース・リーは韓国出身、
ソウル生まれのXEVAの作品。
彼は在学中絵の勉強をし、1999年から画家になったとか。
顔の表情を対象にした絵が多いよう。
コミキャラは和みますね。
幾何学的なデザインは四川生まれのGASによる作品。
彼は中国大陸でのストリートアートの開拓者でもあります。
タコおたくなので、個人的に一番好きなのはこれ。
台湾を拠点としているアーティストRookieは動物好きで
作品にも動物がよく登場するようです。
Tai Ping Shan Street(太平山街)沿いにあるカフェやギャラリーをのぞきながら進むと
Upper Station Street (差館上街)の左にあるのがこれ。
Upper Station Street (差館上に街)を右に行くと、
手前のガストロ・パブCrafty Cowがあります。
インスタでお馴染みのカラフルフォックスがあった!
タイ人アーティストRukkit Kuanhawateの作品は
車が駐車していると全体写真を撮るのが難題。
それにしてもこの凸凹の壁面によく描きましたね。
香港のストリートアート散策はまだまだ続きます。
次は香港島から海を越えて、
あそことあそこに行ってみようかなあ。
ハリウッドロードのストリートアート中環編@香港
はじめまして!
All About香港ガイドのリン美雪です。
こちらのブログでは香港だけでなく、
世界中の訪れた場所の情報をタイムリーでお届けします。
記事を読んでいただいて
「あ、ここ行きたい!」というきっかけになってもらえたら
うれしいです。
私は東洋と西洋、旧と新がぜ~んぶ存在する香港という街も、
世界中の街も同じくらい好き。
第一弾のブログはやはり香港じゃなきゃ、ですよね。
最近インスタ映えするとかで流行っている、
個人的にはカジュアルなアート好きとして
セントラルのストリートアートのご紹介です。
セントラルのミッドレベルエスカレーター沿いの
ハリウッドロードにはおもしろい発見がたくさんあります!
その中のひとつがストリートアート。
香港では2014年に
という
「香港の街中の壁にアートを!」プロジェクトがあってから
ストリートアートやギャラリーの数がめっきり増え、
アジアのおパリになりつつある気がします。
Hollywood Road(荷李活道)でエスカレーターを降りて、
上環に向かって歩いてくださいね。
最近よく目にするのがこの絵ではないでしょうか。
インスタ映え、たしかにします。
観光客が増え、いろんな国の人がお互いに撮り合っている姿を見ると
なんだか微笑ましく、うれしくなります。
このストリートアートはそのような交流の場も提供してくれる
名作ですよね。
これはGraham Street(嘉咸街)にあります。
道の反対側にあるこちらのアートは見過ごされがちですが
よく見るとかなり楽しい。
このお店、世界中のビールが集まっている「The Globe」というバーなのです。
ワニの誘惑に負けて、入っているのもおもしろいかもしれません。
実はココ、仲間うちではよく集合場所になっています。
角っこにあるこのファンキーな絵、
ストリートアートではありませんが、とても元気が出る絵だと思いませんか。
この辺の道路はよく渋滞していて、
車が入らない写真はなかなか撮れません。
そこが香港らしいといえば、そうなのですが。
少し進むとPeel Street(卑利街)があります。
そこにはこんなに楽しそうに笑っている女子が!
ついついこの女子とココロの会話をしたくなってしまいます。
だって、あまりにも楽しそうなんだもの。
もし仮にグレーな気分でも、きっと晴れるはず。
そういうポジティブエネルギー(よい気ともいいますが)が
香港には流れていると思うんです。
さらに進むとElgin Street(伊利近街)というマーケットストリートがあります。
ここ、本当にこの絵の横には屋台があり
テーブルが並び、そこでお客さんが食べています。
おもしろいですよね、こういうの。
お客さんは常連さんが多いらしく、
観光客がパシャパシャ写真を撮っていても動じない。
完全にカメラを無視して、
食べながら会話をしています。
ここまでがPMQというショッピング施設にたどり着く前に
出会えるストリートアートです。
ハリウッドロード散策の旅は続きます。