ニュージーランドの七人制ラグビー、ハミルトンセブンス体験レポート
2020年の東京オリンピックの公式種目にもなっている7人制ラグビー。
その国際大会が毎年世界各地で開催されています。2018-2019年度は2018年11月にドバイで始まり、その後10大会のフィナーレが2019年6月のフランス大会。
世界のトップ16カ国が競う大迫力な試合です。
15人制の40分ハーフのふつうのラグビーに比べ、
7人制の7分ハーフのセブンスラグビーはスピーティー。
2019年1月26~27日にニュージーランドのワイカトで開催された
ハミルトンセブンスに行ってみました!
ニュージーランドセブンスは2000年から2017年まではウェリントンで開催されており
ハミルトンでは2018年からの開催のため今年は2年目。
2万3千600人が収容できるFMGワイカトスタジアムのチケットは完売とか。
観戦エリアは子連れやゆっくりとラグビーを観戦したい人たちのためのエリアと
18歳以上の仮装&アルコールがっつりのお祭りエリアと分かれています。
18歳以下は大人のエリアには入ることができません。
ちなみにニュージーランドの法律では18歳以上から飲酒が認められています。
このお祭りエリアにこんな絶叫マシーンがあって、酔っ払いが落ちたりしないかと老婆心ながら気になります。
家族エリアでも全く飲めないわけではありません。
ワイカトビールで乾杯しながら観戦します。
プレイペイのリストバンドでスタジアム内はキャッシュレス。
18歳以下はアルコールを買えないように設定することができます。
こういう実用的なところはニュージーランドですね。
実用的といえば、日焼け止めクリームも用意されていています。
オゾン層がうすく空がきれいなニュージーランドでは皮膚ガンは深刻な問題なので、外出する時は必ず着用。
ニュージーランド選手をはじめ、セブンスの選手はとてもフレンドリーで
試合の後、観客席の近くまできて握手やセルフィーを一緒に撮ってくれます。
去年からコアチームに昇格した日本チームも出場しましたが、
結果はイマイチ。
対ニュージーランド 52-0
対スペイン 22-19
対カナダ 26-0
対トンガ 31-7
勝利には手が届きませんでした。
女子の優勝チームはニュージーランド。
優勝するとハッカをします。はじめて聞いた女子のハッカも迫力があって素敵でした。
去年は地元の高校生だった選手がインタビューされていて、
「地元でプレイができてうれしい」と語っていました。
男子の優勝チームはフィージー。
スタジアムの8割くらいはフィージーのサポーターで、ニュージーランドにこれだけフィージー出身の人がいるとは驚きました。ニュージーランドサポーターよりも断然多い。
毎年恒例で仮装して出向いている香港セブンスとはまたひと雰囲気ちがい、
いろんな国のセブンスに行ってみるのも楽しいですね。